日常的なケアでシワを予防・ケアする

紫外線対策と乾燥対策をしっかりと行う

シワの主な原因は、紫外線と乾燥、そして加齢です。とはいえ、生きている限り加齢を止めることはできませんから、紫外線と乾燥の対策をきっちりと行うことが重要です。

日差しの強い夏場はもちろん、冬場でも太陽の光は降り注いでいます。ですから、サンスクリーンによる日焼け対策は1年中必要と言えます。太陽光の中でも紫外線から肌を守るためにはUVA、UVBをカットしてくれるサンスクリーン剤を選ぶことが重要です。さらに、乾燥対策としての保湿も欠かせません。角質層のバリア機能を高めることが肌を瑞々しく保つことにつながります。保湿効果の高い化粧品などを使ってしっかりとケアしましょう。

また、紫外線と乾燥以外にも、活性酸素の増加や女性ホルモンの減少もシワの原因となります。ですから、活性酸素を抑える抗酸化成分が入ったスキンケア用品を使うのもいいでしょう。また、女性ホルモンの分泌を促すために、ストレスをためない規則正しい生活を心がけましょう。

シワ対策になるマッサージやエクササイズ

頬や皮膚、首などのたるみもまた、シワの原因となります。そこで、顔のたるみを抑えることにつながるマッサージやエクササイズについて見ていくことにしましょう。

顔のたるみ対策の1つとして注目を集めているのが、リフトアップ効果を謳うスキンケア製品やフェイスマッサージ、美顔ローラーなどです。これらを行う時には、あまり強い力では逆効果となってしまいます。血行やリンパの流れを良くするような柔らかくやさしいマッサージを心がけましょう。

もう1つ、表情筋を鍛えるエクササイズも、顔のたるみ防止とシワの予防につながります。体の筋肉と同じように、表情筋もトレーニングをすれば鍛えられます。わざとらしいくらい表情を作って普段使わない表情筋を意識して使うことによって皮膚や皮下組織などを支える筋肉が鍛えられ、たるみの解消につながるのです。

真皮層の再生を促すエイジングケア化粧品を使う

シワ対策には紫外線による刺激や加齢などによって減少したり機能が低下したりする真皮層の成分を補う必要があります。そのためには、まずは真皮層の仕組みについて理解しましょう。

真皮層にはコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸という3つの成分と線維芽細胞という1つの細胞があります。コラーゲンとエラスチンはタンパク質の一種で、皮膚の弾力やハリ、保水などに大きく関わっています。また、ヒアルロン酸は優れた保水機能を持つ組織として知られています。これらを真皮層の中で作りだしているのが線維芽細胞です。加齢や紫外線の刺激などによって線維芽細胞の働きが弱くなると、弾力やハリ、保水力などが失われてしまうのです。

最近は、真皮層のコラーゲンやエラスチンなどの再生を促すスキンケア商品も市販されています。シワが気になる人はそれらの化粧品を積極的に使うようにしましょう。また、深いシワに関しては医療機関でボトックス注射、ヒアルロン酸の注入といった治療を行うことを検討したほうがいいかもしれません。