それぞれのシワに合った対策が必須

表情ジワの発生原因と対策

泣く、笑う、怒るなど、人間は感情に合わせて表情を作ります。この時、顔の筋肉である表情筋が収縮することによって顔の皮膚が動き、さまざまな表情が作られるのです。

そのため、場所によっては皮膚の動きに合わせてシワができることがあります。表情ジワが現れやすいのは、いわゆる笑いジワと呼ばれる目尻、考え事をする時などの眉間、目を見開いた時の額、口を大きく開いた時の口もとなど。表情が豊かな人ほどできやすいと言えるかもしれません。

表情筋の収縮によってできる表情ジワの対策としては、あまり同じような表情をしないように意識することが大切。眉間にシワを寄せたりするクセは改めるようにしましょう。

若い頃ならどんな表情をしてもシワになることはありませんが、加齢にともなって真皮層のコラーゲンやエラスチンの働きが弱くなるとシワになりやすくなります。ですから、これら真皮層で肌のハリや弾力を支えている成分の働きを維持するようにすることも大切です。

乾燥ジワの発生原因と対策

肌の表面に細かく浅いシワのことを乾燥ジワと言います。肌表面の角質層がカサカサになってしまい、表面を細かいシワが覆っている状態です。目元や口元などにできることが多く、ちりめんジワなどと呼ばれます。

このような乾燥ジワは、角質層の水分量が減少することによって発生します。肌の表面が乾燥することによって肌の表面に隙間ができ、そこからさらに水分が失われていってしまうのです。その結果、皮膚が薄く硬くなり、細かいシワができるというわけです。

対策としては、しっかりと保湿して肌の水分量を保ち、角質層をふっくらとさせることが大切。保湿成分が配合された化粧品などを使ったケアがオススメです。代表的な保湿成分としては、セラミドやプロテオグリカンなどがあげられます。また、空気が乾燥する冬の暖房時には加湿器も使うなど、湿度を保つようにすることも大切。保湿成分で肌のうるおいを逃がさないようにしつつ、外気の湿度も一定に保ち、肌が乾燥しすぎないように心がけましょう。

エイジングジワ(真皮ジワ)の発生原因と対策

エイジングジワは加齢や紫外線の影響によるシワのこと。加齢や紫外線などの影響を受けると、肌の真皮層のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの働きが弱くなり、肌のハリや弾力が失われます。この真皮層の成分の働きが弱くなるとシワができてしまうため、真皮ジワとも呼ばれます。このエイジングジワが特に現れやすいのが目元や口元など。年齢とともに気になるほうれい線もエイジングジワの代表格と言えるでしょう。

エイジングジワという名前ですが、加齢よりもどちらかというと紫外線の影響のほうが大きいと言われています。そのため、季節に関係なく、常に紫外線対策を行うことが大切です。夏場はもちろんですが、冬場でも紫外線を浴びています。1年中しっかりと日焼け止め対策を行って、光老化を防ぐようにしましょう。

できてしまったエイジングジワ対策としては、真皮層のコラーゲンやエラスチンへの働きかけが必須。コラーゲンの生成を促すレチノール配合の化粧品など、真皮層に働きかける成分が含まれた化粧品を使うように心がけましょう。